私の先祖調査1 ~きっかけ~

 両親が亡くなったとき、相続処理の為に古い戸籍を入手したのであるが、それ以降、先祖に興味津々になってしまった。色んなことに影響され易い私。ということで、私の先祖調査について書いていきたいと思う。まぁ、自分の胸に留めておいてもいいのだが、なんとなく勿体無いので、ブログに書留めたいのである。

 

 思い起こせば、私は親戚付合いなど殆どせず、父母に何人の兄弟がいるのかも把握しておらず、父方の祖父母は早くに亡くなったこともあり、名前も知らなかった。即ち先祖も含め、親類についてはほぼ何も知らない状態であった。私が先祖についてわずかに知っていたことは、

・父方の祖父母は鹿児島で生まれ、大阪に上京した

・父は戦時中、鹿児島の親族方面に疎開していた

・先祖は士族であったらしい

・今は鹿児島の親族との付き合いは一切無い

以上。つまり、ほぼ何も知らなかったということである。しかし相続の為に取寄せた古い戸籍には遥か昔に生きた、会ったことも聞いたこともないような、だけど確実に親類である方々の波乱に満ちた人生が記されていたのである。戦前に南洋群島に移住しそのまま亡くなった方、戦争で亡くなった方、生まれてすぐに亡くなった方、、、。明治~昭和に掛けては、いかに激動の時代であったのか。もちろんそんなことは誰でも分かっていることなのであるが、何というか、、、自分がその時代を体験しているような感覚。説明することは難しいが、歴史好きの人は、もしかしたら同じような感覚を持つかもしれない。私は憑かれたように何時間も見入ってしまった。 -もっと先祖のことを知りたい- これが私の気持ちであった。かくして私の先祖調査が始まり、現在も進行中である。これから少しづつupしていきたい。

 

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この方は初めて知った祖父の弟である。昭和15年、日本から遠く離れたトラック諸島で亡くなっている。